段ボールコンポストは通常3〜6ヶ月ほど生ゴミを入れ続けたのち、熟成させて堆肥にするのが一般的です。
私は可能な限り1年半ほど入れ続け、今回段ボールがいっぱいになってしまったので熟成させることにしました。
熟成前の状態から熟成を始めるときにしていること、その後の経過など随時更新していきます。
- 生ゴミはいつも気になってるけど、コンポストは面倒…。
- コンポストの虫や匂いが気になる…!
そんな人におすすめなのが、ハイブリッド式全自動の生ゴミ処理機【ナクスル】です。
ナクスルなら生ゴミを入れるだけで分解から堆肥化まで全自動でやってくれます。生ゴミの悪臭成分を99.84%除去し、ほとんど匂わないためもちろん虫も寄せつけません。
生ごみ処理機もめちゃ進化してます…
生ゴミやエコな暮らしは気になるけどコンポストは面倒…という人はぜひ検討してみてください。
コンポストの熟成ってなに?
日本ではコンポストといえば微生物に生ゴミを分解してもらうといったイメージですが、コンポスト(Compost)という言葉自体は実は「堆肥」という意味です。
堆肥は肥料のことですね
段ボールコンポストのようなバイオ式の生ゴミ処理では、生ゴミを入れ分解し発酵させることで堆肥ができます。
生ゴミを入れ続けている時も分解や発酵は行われてるのですが、どこかで生ゴミを入れるのをストップしてすべてのゴミを堆肥化させる過程が熟成です。
コンポストはいつ熟成させればいいの?
通常コンポストは3〜6ヶ月くらいしたら熟成させることが多いようですが、分解が問題なく進んでいるのであれば、それ以上の期間続けても問題ありません。
私は今回1年半ぶりくらいの熟成です
コンポストを熟成させる一番分かりやすいタイミングは混ぜにくくなったときです。
段ボールコンポストは少なくとも1日1回はかき混ぜますが、混ぜにくくなっている時は基材が下の写真のような状態になっています。
- 基材がベタついている
- 温度は十分なのに分解が遅い
- 段ボールの底までスコップが届かない
まさに上の写真のような今回の私のコンポストの状態です。
ベタついているというのは、基材がだんご状になっていたり、スコップにベタっと泥のようにくっついて取れにくかったりする状態です。
甘い匂いもして発酵している様子はありますが、入れたばかりのものもあるものの、写真の通り生ゴミの形のまま多く残っていて分解が進んでいません。
量も増えていて余計に混ぜにくいです
コンポストを熟成させる準備
用意するもの
- 段ボール
もちろんこれまで使っていた箱でそのまま熟成させても大丈夫です。
ただ今回の私のように量が増えて熟成中にかき混ぜにくかったり、箱が古くなっている場合や新たな段ボールコンポストを始める場合などはもう1つ用意しておきます。
スコップも熟成用が必要であれば準備してくださいね
熟成前にやること
あまりきちんとやることもないのですが、下記2点は一応やっています。
今回は大きめの箱を新たに用意したので、まずはそちらに基材を移しつつこの作業を行いました。
状態の変化が層になっているのでおもしろいです
上部〜中間部まではまだまだここ数ヶ月のゴミがあります。
鶏の骨は食べた後はタンパク質が残っているので入れておき数日経って骨だけになったら取り出すようにしているのですが、ときどき取りこぼしがあるのでこのタイミングで取り除いておきます。
基材の中間を超えてくると大きなゴミは少なくなって水分もだいぶ抜けています。
箱の底あたりの基材はすでに堆肥化が進んでいて、サラっとフカっとした感触です。
微生物の働きに感謝です
ここまできてもまだ残っている大きなゴミはおそらくそれ以上分解が難しそうですので、すぐに取り除けるものは取っておきました。
すべて移し終えたところです。時々かき混ぜながら移動させていたのでベタつきもなくなり、水分も均一されてかなり混ぜやすくなりました。
この状態で熟成スタートです。
熟成期間中にやること
熟成期間中も基本的にやることは今までと同じです。
- 風通しのいい場所に置く
- 生ゴミを入れるのを止める
- 週2〜3回かき混ぜる
- 様子を見ながら水分も加える
生ゴミを入れるコンポスト中はキッチンに置いていますが、場所がないので熟成する箱はベランダへ置いています。
寒い時期はなかなか分解が進まないかもしれませんが、温度が上がらない時はフライパンに残った油や米ぬかを足していきます。
熟成中の様子
熟成期間は通常1ヶ月ほどです。サラッとフカっとした土のようになればOKです。
今回はまだ寒い時期に始めたので、様子を見ながらのんびり行うことになりそうです。
1ヶ月後の熟成具合
まだ寒い日が続いていたので、あまり乾燥もしておらず水も2回くらいしか足していません。
それでもかき混ぜてみると熟成開始直後よりホロホロと崩れやすくなっていて、生ゴミの大きなカタマリも目立たなくなってきました。
また分解できなさそうなものを手で取り除いてそっとフタを閉めました。
2ヶ月後の熟成具合
だいぶ粒が小さくなって、堆肥っぽくなってきました。上の層はまだ固形物らしきものが確認できましたが、2ヶ月やって分解できないものはおそらくもう難しいと思います。
ここで完了としたいと思います。
この後はご自分の庭やベランダ菜園に使えます。私は今回は使う予定がないので地域のリサイクルステーションに持っていこうと思います。
大きなかたまりが残っていて使いにくい場合は使っていない古いザルや土ふるいなどで取り分けてください
NAXLU(ナクスル)なら手間いらずで生ゴミを処理!
今回は熟成の方法を紹介していますが、正直ダンボールコンポストのようなバイオ式は手間がかかって余計にストレス…と感じてしまった人もいるのではないでしょうか。
そんな場合には生ゴミを放り込むだけでたった1日で堆肥化まで全自動で処理してしまう生ゴミ処理機【ナクスル】がおすすめです。
生ゴミ処理機の課題を解決したNAXLU(ナクスル)
生ゴミ処理機がハイブリッドってなんのことやら?ですよね。
生ゴミ処理機もハイブリッドの時代
生ごみ処理機にはバイオ式と乾燥式があり、ハイブリッド式はそれらのいいとこどりを実現
バイオ式はコンポストを使って微生物に生ゴミを分解してもらう方法です。乾燥式は生ゴミを処理機の中に入れて乾燥させることでゴミの量を減らすことができます。
バイオ式は微生物頼みなので時間はかかります。その間多少なりともお世話が必要です。一方で一番エネルギー資源を使わない方法ではありますね
乾燥式はloofenが人気で、こちらは堆肥化までは必要ないけれど生ゴミの匂いを抑えたり、乾燥することで処分がしやすくなります
生ゴミの乾燥から堆肥化まで手間なし全自動
ナクスルのハイブリッド式は乾燥させながら微生物が分解し、さらに堆肥化まで全自動でやってくれます。
生ゴミを入れると勝手にかき混ぜ、微生物が活動しやすい温度を保つため分解が効率的に早く完了します。
バイオ式の段ボールコンポストなどで特に初心者にとって難しいのは、温度管理や毎日かき混ぜるのが面倒くさくて続かないことがあります。
寒い時はときは温度が上がらず分解されてない気がするし、夏はかき混ぜ忘れると匂いや虫が来てしまいますね
この点を生ゴミ処理機がやってくれるのであればかなりラクなのは間違いないです。
もちろんナクスルも全自動といえどもときどーき必要なお手入れはあります。しかしそれも数ヶ月に1度といった頻度で気づいた時にやれば良い程度です。
どんなズボラさんでもできそうですね!
ナクスルのデメリットと解決策
良いことづくしにも思えるナクスルですが、ネットでも調べたところ実際の使用者からはこんな声もありました。
価格が高い?
価格帯は他の生ゴミ処理機と比べて127,600円(税込)と高価格帯ではあります。これはバイオ式と乾燥式のいいとこどりでもある高機能を考えるとやむを得ないところです。
ただ、ナクスルはお住まいの地域によって生ごみ処理機購入支援のための助成金の対象となることがあります。
日本全国の約2/3の地域で1万円〜10万円の助成金が支給されているため購入前に必ず確認してみましょう!
また、【ナクスル】公式サイトから購入すると10,000円オフクーポンが自動で適用されます。こちらもサイトで必ず確認しておきましょう。
サイズが大きめ
ナクスルは確かに大きめです。ちょっとした小さな冷蔵庫サイズです。
幅 | 38.5cm |
奥行 | 43cm |
高さ | 58cm |
4〜5人分の生ゴミ処理が可能なのでこのサイズには納得ですが、しっかり置き場所を考える必要はあります。
ナクスルは一応室内用ですが、公式ページによると雨ざらしを避け、0℃以下になる地域では防寒防風対策をすることで室外にも設置は可能となっています。(参考:公式ページ「よくある質問」)
購入前にしっかり測っておきましょう!
ナクスルはこんな人におすすめ!
【ナクスル】は多少お金がかかっても高機能なものを長い間使いたいという人に向いています。
生活している限り生ゴミからは逃れられませんが、一度解決法が決まればその後の暮らしがグッとストレスフリーになることは間違いありません。
なんとなく気になっていたけど、今まで見てみぬふりしてきた生ゴミ問題。一度しっかり検討してみませんか?