自作干しザルの作り方。干し野菜を手作り

自作干しザル サムネイル ハンドメイド・DIY
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干しザルはザル、古布、S字フック、針金、ペンチなど家にありそうなもので自分で作れます。

干し野菜やってみたいけど干しザル買うほどではないかな、と思ったらまずは自分で作ってみましょう。

干し野菜やドライフルーツは買うと結構高いですが、自分で作れば食材が安い時にまとめて作っておくことができますよ!

ハンガーを使った野菜干しもあります
はなばた
はなばた

つくるのがやっぱ手間だわ!という方はステンレスの干しザルも衛生的に使えて人気です

干しザルを自作してみよう

早速干しザルを作りましょう。

1Kでベランダも狭小の我が家は場所がないので引っ掛けられてかつ2段で干せる材料で作りました。

材料費120円ほどで作る自作干しザル

材料は100円ショップでも手に入るものたちばかりです。

私はすべて元々家にあったものを使ったので改めて買いませんでしたが、買ったときの費用を考えると120円ほどでした。

探せば代用できるものもあると思うので、まずはあるもので作ってみましょう。

準備するもの

材料
  • ステンレス製のザル
  • 針金
  • ペンチ
  • 蓋代わりの布(今回は綿布を使用)
  • ヒモ(今回は麻紐を使用)
  • S字フック
  • クリップ(複数段作りたい場合のみ、高さに合わせてクリップの数は足します)

ステンレス製のザル

ステンレスが衛生的に使えるのでおすすめです。外ではプラスチック製は劣化しやすいので注意してください。

ただしステンレス製のザルは梅干しなど酸味の強いものには錆びて使えませんので気をつけましょう

針金

針金はなければ強い紐などでも良いかもしれませんが、外に干す場合風に煽られて安定しない可能性があります。

フタ代わりの布

布は古布で十分です。今回は古くなった以前ダイソーで6枚100円で買った落ちワタ混ふきんです。吸水性が悪くしまいこまれていましたが、今は干しザルの一部として大活躍しています。

ヒモ

フタ代わりの布をザルに固定するのに使います。

クリップ

クリップはよくある事務用のステンレスなどのペーパークリップで大丈夫です。

自作干しザルの作り方

早速作っていきます!

ペンチが使えれば作れる干しザル
  • STEP1
    ザルに針金を通す

    ザルは穴だらけなので針金を通すところには困らないと思います。ただバランスがきちんととれるように円の中心を通して針金を両端に通します。

    針金を通す
    針金を通したら落ちないようにしっかり針金をはめこんでおきます。
  • STEP2
    引っかけ穴を作る

    針金を両端に渡したら、真ん中をペンチで摘んでクルクル回し輪を作ります。あとでここにS字フックをひっかけます。

    輪っかを作る
    S字フックが通る大きさの輪が作れればOKです
  • STEP3
    素材を入れる

    実際に素材を干す時にはこの状態で入れます。

    素材を入れる
    乾きやすいようになるべく重ならないよう入れてあげます
  • STEP4
    布をかける

    虫やゴミが入らないようにザルの上部全体を覆うように布をかけます。

    布をかぶせる
  • STEP5
    紐をかける

    布が飛んで行かないように紐を円周にかけて固定します。真結びと蝶々結びで大丈夫です。針金を止めた部分は隙間ができないように布をキュッと締めます。

    紐を蝶々結びする
    針金部分も隙間なく
  • STEP6
    完成

    輪にS字フックを通し、干したいところに引っ掛ければ完成です。

    1段目の完成
  • STEP7
    【オプション】
    【複数段作る場合】2つ目のザルにクリップをつける

    クリップをザルの穴に通します。今回は3ヶ所つけましたが、この時もザルが傾かないようにバランスを見ながらつけていきます。

    クリップをつける

    上段との間隔はクリップの大きさや数で調節します。

    3か所にクリップをつけたところ
  • STEP8【オプション】
    【複数段作る場合】上段にクリップで接続する

    今回はたまたま上段のザルに足がついていたのでそこにとりつけました。足がない場合はザルの底の穴に紐を通して輪を作ればそこにクリップを通せます。

    上段にクリップをはめる
    上段に取り付ける部分のクリップは差し込み口を少し広げておくと今後つけ外しがしやすいです
  • STEP9【オプション】
    【複数段作る場合】素材を入れ、布と紐をかける

    1段目と同じように素材を入れたら、布をかけて紐で固定します。この時もクリップ部分に隙間が空かないように布を締めます。どうしても隙間が埋まらない時は洗濯バサミなどで塞ぐといいです。

    2段目にも布や紐をかける
  • STEP10【オプション】
    完成

    2段の干しザルの完成です。

    自作した干しザル

    もっと段数を増やしたい場合はザルの中に段を作っても良いと思います。ステンレスの蒸し皿がすっぽり入ります。

複数段使う場合は果汁たっぷりの果物など入れるとかなり重たくなるので注意してください。

ある程度の重さにも耐えられるものなら、しっかりしたステンレス干しザルを

出来上がった干し野菜やドライフルーツの保存

果物やトマトなど水分を含んだ素材は時間がかかることもありますが、きのこやニンジンなどは夏場は1日半くらいで乾き切ってしまいます。

完全に乾いたものは瓶で常温保存できるものもありますし、トマトなどセミドライのものはジッパー付きの入れ物に入れて冷蔵または冷凍保存します。

瓶に入れた干し野菜
切り方を変えて干したり保存しておくと料理に合わせて使えて便利です。

干し野菜は乾くとかなり小さくなるので、小さめのガラス瓶が複数個あると便利です。

ジッパー袋で冷凍
セミドライのプチトマトは家にあるジッパー袋にいれて冷凍保存。2ヶ月以上もちました。

ジッパー袋入りの食品を買ったらきれいに洗ってストックしています。干し野菜も入れられるので便利です。

はなばた
はなばた

小麦粉やゴマの袋など、使えるジップ袋は普段からストックしています。

保存バッグならプラスチックフリーで知られる人にも地球にもやさしい保存容器stasher(スタッシャー) もおすすめです。

干し野菜の調理例 具だくさんお味噌汁

一人分のお味噌汁を作るのによく紹介される味噌玉ですが、私は味噌玉自体を作るのが面倒になり止めました。それでも飲みたいお味噌汁、干し野菜で断然簡単に作るようになりました。

キッチンに置いた干し野菜からいくつか選ぶだけで野菜がしっかり摂れるお味噌汁の作り方です。

切ってあるから楽ちんの干し野菜お味噌汁の作り方

基本的には普通のお味噌汁と同じです。お鍋でも作り方は同じですが、1人の場合は直火OKのマグカップを使うとものすごく楽に作れます。

すでに食材は切ってあるのでインスタント味噌汁の感覚で毎日お味噌汁が飲めるようになりました。

毎日作るのが苦じゃないお味噌汁レシピ
  • STEP1
    素材と出汁を入れる

    カップや鍋に出汁と好きな干し野菜をいれます。今回たまたま出汁がなかったので、粉末状にした鰹節といりこを一緒にいれました。干し野菜はかさが減っているのでちょっと少ないかなくらいの量で大丈夫です。

    味噌汁の具材をいれる
    今回の干し野菜はニンジン、切り干し大根、エリンギ

    出汁があれば出汁で干し野菜は戻りますが、今回は水を入れて戻します。これでだし汁もできます。

    水や出汁で干し野菜を戻す

    一晩置く時にはこのまま冷蔵庫へ

  • STEP2
    火にかけ、5分〜8分ほど煮立たせる

    水を足して火にかけます。カップを使う場合は直火OKのホーローカップなどを使ってください。干し野菜は火の通りが早いのですぐできます。

    煮立たせる
  • STEP3
    味噌を溶して完成

    沸騰したら火を止めてお味噌を溶かします。好みで豆乳を入れるとポタージュのようになります。温め直したら完成です。今回は最後にネギをいれました。

    火を止めてお味噌をとかす
    具沢山お味噌汁で朝からお腹いっぱいになれます

汁物だけでなく、もちろん炒め物や酢の物などなんにでも使える干し素材。野菜や果物だけでなく魚の一夜干しなども挑戦してみたいですね。

ある程度の重さにも耐えられるものなら、しっかりしたステンレス干しザルを
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