油引きは空き瓶や割り箸などの木材があれば1時間かからず自分で作ることができました。
油引きは酸化させないことが大事!自分で作ると愛着もわきますよ。
今回の材料は家になくても近くのお店で簡単に揃えることもできるものなので、気になったら楽しく作ってみてください!
手作り油引きの材料
これらでなければだめ!ということではありません。それぞれの用途を下に書きましたので、家にあるもので代用できそうなものがあれば探してみてください。
- フタのついた空き瓶
- 持ち手用の木材(割り箸数本など)
- コットンなどの古布
- 麻紐などの紐
- マイナスドライバーとかなづち
- マスキングテープ(ここだけプラ!惜しい!)
- 軍手
- 必要に応じて:輪ゴム、のこぎり、釘など
フタのついた空き瓶
できるだけ酸化をさせないためにフタできっちり密閉しておきたいですね!
今回はCookDoの豆板醤が入っていた容器を使いました。直径5.5cm、高さ5.8cmほどです。サイズは お好みのサイズで作ってください。
持ち手用の木材
私は今回すのこの端材を使いました。木材を使う方はやすりできれいにしておきましょう。
使い終わった割り箸などを好きなサイズに切って輪ゴムなどでまとめて持ち手にすることもできると思います。
割り箸の場合は数本あったほうが持ちやすそうですね。丸い割り箸だと隙間が出来やすいので、断面が四角い割り箸がおすすめです。
木材でなくてもいいですが、熱を通しにくく、油でベタベタしにくいものにしましょう。
コットンや麻などの天然繊維の古布
古布で油を塗ります。直接熱した調理器具に接するものなので化学繊維は避けてください。
麻紐などの紐
持ち手と古布をしばって固定します。油に触れる部分なので輪ゴムや化学繊維の素材は溶けてしまうので気をつけてください。
マイナスドライバーとかなづち
瓶のフタに穴を開けます。金属製のものをカットできる工具をお持ちの方はこれに限りません。
マスキングテープ
フタの切り口が危ないので覆います。
その他お使いの素材によって代用できるものがあればご準備ください。
手作り油引きの作り方
作りとしてはフタに穴を開けて古布をつけた持ち手を差し込む、というものです。一つ一つ手順を追っていきましょう。
- STEP1持ち手をつくる
私は細い木材を2本釘で合わせました。割り箸を使う時は輪ゴムを数本使ってバラバラにならないよう上部をガッチガチにまとめましょう。この時、古布を巻き付ける下部には輪ゴムは止めないでください。
- STEP2フタに印をつける
持ち手の断面の大きさに合わせて、フタにマジックで穴を開ける印をかきます。持ち手はただこの穴にはめこんで固定するだけなので、大きくなりすぎないようにきちんと印はつけておきましょう。
- STEP3フタを切り取る
マイナスドライバーを当て、上からかなづちで叩いていきます。素材によっては意外と柔らかいので1箇所に力を入れすぎると破けます。下記の順番のように場所を分散させながら切っていきましょう。
- STEP4マスキングテープを貼る
切り口が危ないのでマスキングテープで覆っていきます。
- STEP5持ち手をはめ込む
上から持ち手をはめこみます。下からはめ込むとフタ裏の切り口が上に反り返って来る可能性があるので上からはめ込んだ方が安全です。
- STEP6古布をつける
古布を持ち手に巻き付けていきます。最初に布を木材の間に挟んでおくと使用時も外れにくくなります。
瓶に入れてみて巻き付ける位置を確認します。
最初と最後はしっかり真結びしておきます。
必要に応じて、布を広げたり切ったりして使いやすくしてください。コットンのほつれ糸が出てきますが、使っているうちにすぐに落ち着いて出てこなくなります。
- STEP7完成
フタを閉めたら完成です。おつかれさまでした!
油引きの酸化を最小限に!
私も鉄フライパンを使い出す前は油引きは持っていなかったのですが、鉄フライパンは毎回洗った後に油を塗って馴染ませるため、とりあえず古布に染み込ませて適当な瓶に入れていました。
この古布を手でつまんだり箸でつまんで塗っていました。
これでもいいのですが、数ヶ月するとなんかくさい……。そうなんです、油が酸化して臭うのです。古布を変えてみますが数ヶ月するとやっぱりくさい……。
アルミをかぶせてあるだけなので、酸化し放題ですね。酸化した油は体にも良くないですし、しかもズボラをして手で布をつまんで塗ったりするので火傷もしました。
今回自作したことで、それらは解消!キッチンに立つのが好きじゃない私もお気に入りのものを増やして楽しい空間にしようと試行錯誤中です。ご参考になれば喜びます!