プラスチックのトイレブラシは汚れが目立ったり、ブラシやホルダーに水が溜まって不衛生、そして毎度ブラシの柄ごと捨てていませんか?
トイレブラシは挟めるステンレスのスポンジトングと植物由来のセルロースを使ってできるだけプラスチックフリーにすることができます。
どちらも100均でも手に入れることができるので、安くすぐに変えられますよ!
サステナブルなトイレブラシの材料
材料は写真の2つだけです。
どちらも100円商品です。
ダイソーのキッチン用セルローススポンジ
完全プラスチックフリーにいきたかったのですが、唯一このスポンジはプラ包装なのです……。いきなりすみません。
セルロースはかなり乾きがいいので、水回りの掃除にはもってこいなのですが、乾きすぎて割れることもあるため販売時は乾燥させないように少し湿らせた状態をキープしたいようです。
- 木材や綿などの植物からとれる素材
- 軽量性、耐水性、吸水性、再利用性が高い
日本はここ数年で手に入りやすくなりましたが、20年近く前にNZに行ったときはすでにかなり一般的でした。海外では昔からよく使われていたようです
私の場合は、トイレ掃除に使うのみでよく乾かしたり、ときどき酸素系漂白剤等で消毒して4、5ヶ月くらい使えています。
衛生面を気にして買い換えてますが、ボロボロになるわけではありません。
それからこのハリネズミの背中のギザギザが絶妙に細かい部分にもあたるので気に入っています。
商品入れ替えが激しいダイソーですが、ここ4〜5年は安定して販売されています。
プラスチック包装が気になったら?
プラ包装がやはり気になる方は箱包装でタワシ代わりのココナッツ繊維がついたナチュラルスポンジもあります。
ただこちらは近所で買えなければネット通販で買うことになります。
- 梱包プラスチックが0ではなさそう
- 輸送コストや配送の環境コストがかかる
- そこそこ高い(2023年3月現在、Amazonで2190円が最安)
が、気になるところです……。
ただ、キッチン用など他の用途でも使うのであればお得ですし、コンポストで分解もされる素材はうれしいですね!
ステンレススポンジトングの使い方
こちらはセリアで買いました。
ステンレストングはつまみ部分を調整して、自分の好きな素材のスポンジを挟んで使うことができます。
セルローススポンジの他に薄手のたわしやココナッツ繊維でもいいかもしれません。
ステンレススポンジトングは長めがおすすめ
このセリアのスポンジトングですが、私は25cmのものを買ってしまいました。
もともとマグボトルなどを洗うキッチン用で出ていたようですが、35cmもあるようなのでトイレ掃除には長めのそちらがおすすめです。
セルローススポンジをトングにつける
かわいそうですが、ハリネズミをぐりんと2つに折り曲げます。
トングにはさみ、トングのつまみをできるだけ下までさげてホールドさせます。
これで一度も掃除中に抜け落ちたりしたことはありません。
ハリネズミは黄色もあるんです……
こまかいところはハリネズミの背中を当てると良いでしょう……。
ブラシホルダーは要らない
プラスチック製や木製のブラシによく付いているブラシホルダーですが、このお手製トイレブラシには必要ありません。
セルローススポンジは水切れがとてもいいので、掃除のあとしっかり便器に押し付けるなどして水を絞ればあとはひっかけておくだけです。
- カビも生えない!
- においもしない!
私も当初は下にブリキ缶を置くなどしていましたが、まったく水滴も落ちないのでやめました。
トイレの床に物がなくなって床掃除もラクに!
セルローススポンジを捨てるときは完全に乾かして
ステンレスのスポンジトングは錆びたりすることもなく、おそらく壊れない限りずっと使えるものです。
セルローススポンジはすぐに乾くので、内部までできるだけカラカラに乾かして燃えるゴミで捨てます。
スポンジだけ替えることでゴミもぐっと減らすことができます。お金をかけず気軽にプラスチックフリーなトイレブラシに挑戦してみてください!