ほうれん草や小松菜、エノキも時期によって価格も大きく違ったり、使いたい時にない!ということがよくあります。
まとめてお安く手に入ったときに、家にあるハンガーにほうれん草や小松菜、エノキをぶら下げて干し、冷凍保存や瓶詰めにしておくことで長くおいしく楽しむことができるようになりました。
省スペースでもできる方法なので、ぜひ読んでみてください。
野菜の色んな干し方
干し野菜は買うと結構お高い上にゴミも出てしまいますが、意外と簡単につくることができます。
市販品だと衛生的でつくりもしっかりしたステンレスの干しザルも人気です。他にも新聞紙に置くだけでもできますし、ザルを使って自作することもできます。
他の方法もぜひ確認してみてくださいね。
干し野菜をハンガーでつくる方法
まずは必要なものを準備します。
準備するもの
大体どこのおうちにもありそうなものですが、もし代用できそうなものがあれば使ってみてください。
- ハンガー
- 新聞紙や大きめのチラシなど
- ハサミ
- 洗濯バサミやクリップ(なくても可)
- 干す野菜
ハンガーは写真のようなステンレスなど細めのものが野菜がかけやすいです。きれいに拭いておきます。
新聞紙は1枚を半分に切っておきます。
野菜はきれいに洗っておいてください。
野菜干しハンガーの作り方
では早速作っていきます!
- STEP1ハンガーの下部に新聞紙をかける(省略可)
野菜が直接ハンガーに接触しないように、上の写真のようにハンガーの長さに合わせて新聞紙を切り、ひっかけておきます。
気にならない場合はこのステップは省略しても構いません。
- STEP2カバーをつくる
1枚を半分に切っておいた新聞紙を四つ折りにします。
閉じている角にななめにハサミを入れて切ります。ここからハンガーの頭を出します。
- STEP3野菜をひっかける
洗った野菜をハンガーにひっかけます。ほうれん草や小松菜なら1本のハンガーに大体3束、エノキなら1房を5〜6束に分けて干します。
もし野菜が少し古かったりして、葉が落ちそうな場合は輪ゴムで結んだり、別途洗濯バサミではさむなどしてみてください
- STEP4カバーをかける
先ほど角をカットした新聞紙の穴からハンガーの頭を出してカバーにします。
- STEP5洗濯バサミでとめる(省略可)
風で新聞紙が広がりすぎないように洗濯バサミで留めておきます。これで完成です。
おつかれさまでした!
ほうれん草やエノキを干す期間
私が普段このハンガーを使って干すものはほうれん草、小松菜、エノキです。
干す時期や天気にもよりますが、私は大体下記の期間干しています。
暖かい時期 | 寒い時期 | ||
ほうれん草 小松菜 | セミドライ | 約1日 | 約1〜2日 |
エノキ | フルドライ | 約2日 | 3日以上 |
葉物野菜はフルドライというパリパリになるまで完全に乾かし切るとあまり味も感じなくなってしまうので今はやらず、しなっとなるくらいのセミドライで回収しています。
エノキなどキノコ類は比較的早くフルドライにでき、調理時の水分で戻りやすくおいしいです。
どれくらい干すかはお好みで大丈夫です
干したほうれん草やエノキの保存方法
干した後の野菜は水分がぬけて長期保存しやすい状態になります。干した状態によって保存方法が違うのでご参考ください。
ほうれん草 小松菜 | セミドライ | 冷凍 |
エノキ | フルドライ | 常温 |
今回のほうれん草は2月でも気温10度前後の暖かいくもりの日、1日半ほど干していました。歯の根元まできれいに乾き切っています。
ハンガーにかけたままキッチンバサミで使いやすい大きさに切ります。小松菜やエノキも同じようにかかった状態でカットした方がラクです。
セミドライの野菜はそのまま清潔なジップ袋に放り込んでいき、しっかりと口を閉じて冷凍庫へ入れておきます。小松菜も同じ方法でやっています。
水分が残っていると、ほうれん草同士が固まってしまって使いにくくなるのでしっかり干しておくことをおすすめします。
小麦粉やゴマの袋など、使えるジップ袋は普段からストックしています。
保存バッグならプラスチックフリーで知られる人にも地球にもやさしい保存容器stasher(スタッシャー) もおすすめです。
エノキもセミドライなら同じように冷凍、フルドライにしたらカット後瓶にいれて常温保存ができます。
冷凍野菜と同じように使える!
干して冷凍したほうれん草や小松菜は市販の冷凍野菜と同じように便利に使うことができます。洗ったり切ったりの下ごしらえは済んでいますし、冷凍のまま調理もOKです。
市販の冷凍野菜は外国産も多いですが、自分で作ると地域の野菜が選べます
冷凍から出したほうれん草です。パラパラと必要な分だけ取り出すことができ使いやすいです。
冷凍状態のまま朝ごはんで目玉焼きにのっけたり、オートミールに入れたり少量使いもしやすくおいしいです。
ついでに冷凍小松菜もパラパラです。小松菜は時期によっては1束50円くらいで買えたりするのでまとめて買って干し野菜、冷凍野菜にしておきます。
ハンガー野菜干しは繰り返し使えます
今回はハンガーで手軽に省スペースにつくる自作野菜干しの方法でしたが、私は新聞紙がへたるまで繰り返し使っています。
いつか新聞紙の代わりにさらしでカバーを作ってみようと思っていますが、ほかにも自作干しザルの作り方も紹介しています。ぜひご覧になってみてください。