干し野菜は買うと結構お高い上にゴミもでますが、自分でも意外と簡単につくることができます。新聞紙を使って自作する方法からステンレスの干しザルまでさまざま。
まずは身近にあるもので作ってみて、気に入ればしっかりした市販品を購入して末長く使い続けるのもいいかもしれません。
7つの方法やグッズを紹介していますので、できそうなものからぜひトライしてみてください!
干し野菜やドライフルーツを自作するメリット
やってみて気づいた良いことたくさんの干した野菜や果物たち。なんでもっと早くやらなかったんだろうと思うこと間違いありません。
手作り干し野菜のデメリット
干し野菜を手作りするときの注意点は、
- スペースが必要
- 室内ではカビに注意
干し野菜自体にデメリットはそんなにないですが、家で作るためには干すためのスペースが必要です。できるだけ日当たりや風通しがいい場所に置きます。
省スペースでできる方法も下記紹介しています!
また、外で干す場合はホコリやチリなど気になる場合は室内でも作ることができますが、少なくとも風通しが良くないとカビが生えやすいので注意が必要です。
特にトマトや果物など水分が多いものはカビやすいので室内は避けています
アボカドなど油分の多いものはそもそも干し野菜には向かないようですのでご注意を!
すぐできる干し野菜の作り方
実際に我が家でやってみてみた干し野菜づくりの方法をご紹介します。どれも大体どこのおうちにもありそうなものだと思いますので、できそうなものがあればぜひやってみてください!
オーブンや電子レンジを使った方法もありますが、
ここでは省エネに自然乾燥の方法を紹介しています
野菜を吊るす
昔からある方法ですが、大根など大きなものでも縦に連続して干せるので意外と場所もとらずにたくさん干すことができます。
丸々1本買ったときでも、8等分に切って干すなどしてもいいです。
干し柿も吊るして干す方法ですね
野菜を置くだけ
個人的には長期間干す時には何かカバーをかけておきたいので、一日干しや一夜干しなど短時間干しておけばいいという時には野菜を置いておくだけで乾かすこともあります。
風が強すぎる時は外は向かないので、室内の少し開けた窓のそばで干しています
新聞紙
新聞紙をクシャクシャにしたものを広げた上に野菜を置いておくと、隙間ができて風通しがよくなります。
巻き簀
巻き寿司を作る時の巻き簀です。下にクシャクシャにした新聞紙やお皿を敷いて風通しを良くしておきます。
焼き網、油切り網、ケーキクーラーなど
網っぽいものはなんでも使えます。
お皿とザルだけ
干しザルを自作するほどではないけれど、手っ取り早く長期乾燥できるのがこの方法です。
野菜をお皿や新聞紙などを置き、上にザルを被せます。サイズの合うザルが2つあれば、上下ともザルが使えると乾きやすいです。
自作する野菜干しの方法
ここからは家にあるもので自作した野菜干しグッズを紹介します。
折り紙の箱で干す
新聞紙やチラシで紙箱を作って、谷折りした部分にヒモを通して作ります。
紙ですので重いものは干せませんが、少量のキノコや葉物野菜などちょっと干すときには使えます。私は野菜よりもコーヒーカスやソープナッツを干すのによく使っています。
しっかりした箱に穴を開けてヒモを通すと、もう少ししっかりしたものが作れそうですね
ハンガーで自作する野菜干し
ハンガーに野菜をひっかけて干す方法です。
上から新聞紙のカバーをかけ、洗濯バサミで留めておきます。
簡単にできる方法ですが、ほうれん草や小松菜、エノキなどのひっかけられる野菜やキノコした干せないのがデメリットではあります…。
ただ洗濯物を干すスペースさえあれば干すことができ、干しザルが空いていないときなどは助かるので結構よく使っています。
100均のザルでもできる自作干しザル
ザルに針金を通し、布を被せて吊るしておく方法です。
ザルひとつでもできますし、ペーパークリップでザル同士をつなげて2段にして使うこともできます。
市販品なら竹製やステンレス製がおすすめ
干しザルや干しネットは色んな種類がホームセンターやネット販売されています。
なかでもポリエステル製のネットのものが主流ですが、屋外で使ったり洗浄を繰り返しているうちに劣化が早いのは否めません。
マイクロプラスチックにもなりやすいですね
最近は丈夫なステンレンス製が販売されており、洗いやすいので衛生的に使えるのでおすすめです。
干し野菜や果物だけでなく、魚の一夜干しもできるサイズで自作干しザルよりもコンパクトですがたくさん干せます。
ステンレスは梅干しなど酸性のものを干すと錆びてしまいます。そんな時は竹のザルも検討してみてください。ぜひ自分に合った方法を見つけて干し活を楽しんでみてください!