ガラス容器は何かと重宝しますが、調味料やお酒などの口が小さいガラス瓶ってちょっと使いにくくありませんか?
なんとなく使い道がないんだよな〜とリサイクルに回すのもありですが、実はちょっとした工夫でかなり使い勝手がよくおしゃれな保存容器にもなります。
今までもったいないなと感じていた方はぜひ見てみてください。
おすすめするガラス瓶
色つきの瓶や油の瓶は保存容器としてはあまり向いていないので、透明で清潔を保ちやすいものを使っています。
透明のガラス瓶を使う
特に食品を入れる場合は、どんなガラス瓶も必ず透明のものを使うようにしています。
ワインや醤油の瓶などは品質保持のために色付きの瓶に入っていたりしますが、単純に何を入れたのか分かりにくいことと、悪くなっていてもほとんど中の状態が把握できません。
フードロス削減にも気をつけたいですね
シャボン玉せっけんや重曹などお掃除洗剤にしても中が湿っているなど分からないので使わずリサイクルへ回しています。
多少湿っていても使えないわけではないのですが、
固まると使いにくいのですね…
清潔を保ちやすいもの
いろんな瓶を使ってみて、オリーブオイルやごま油などどうしても再活用できない瓶もありました。
ソープナッツやシャボン玉せっけん、米ぬかなど油汚れに強いものをさまざま駆使してみましたが、どうしても手のとどかない油汚れが残ってしまい使えませんでした。
そういうものは無理して使わず、おとなしくプラスチックキャップを分別してリサイクルへ。
プラスチックキャップは、
スプーンの持ち手部分を差し込み、テコを使うと簡単に外れます
ガラス瓶のフタの種類で用途を決める
ガラス瓶のフタはおもに3種類
ガラス瓶のフタは主に3種類あるかと思います。
スチール製はもっとも一般的な瓶のフタです。ジャム瓶のフタを思い出して頂けるとわかりやすいでしょうか。調味料やオリーブなど小さな素材のガラス瓶のフタでもよくみます。
アルミ製はワインなどお酒のスクリューキャップによく使われています。
プラスチック製のフタはお酢や醤油などかなり一般的によくみられるもので、分別の際に苦戦したことがある人もいるかもしれません。
金属製のフタにおすすめの用途
スチールやアルミは金属。入れるものによって化学反応を起こし錆びたり汚れやすくなる
私も今までにクエン酸水でアルミキャップが黒ずみ、シャボン玉石けんを入れていたスチールフタに粉がついて汚れがたまりやすかったりしました。
最近はもっぱら穀類や乾物を入れるのに重宝しています。
- 玄米
- 押し麦
- オートミール
- 乾燥わかめや昆布
- にんじんなどの干し野菜 など
よくワインなどを買うのであれば、
フタだけ新しいものに替えたり、
錆びたとき用にストックしておくのもありですね
プラスチックのフタにおすすめの用途
上記のとおり、金属製のフタに入れられないものはプラスチックフタの瓶に入れ替えると黒ずみや汚れも解消され、とても使いやすくなりました。
- クエン酸水
- シャボン玉石けん
- 酸素系漂白剤
- 重曹 など
他の穀類や乾物などももちろん入れられますし、お手製のはちみつレモンの原液や発酵ジュースなどをいれておくこともあります。
プラスチックもせっかくあるものは便利に使いたいですね
口が小さいガラス瓶への素材の入れ方
口が小さい瓶の使いにくいところはとにかくものが入れにくいことでした。
今は金属製のフタのガラス瓶は自作のじょうごを使って、プラスチックのフタは一部をカットしてさらに使いやすくしています。
じょうごを自作する
我が家のものもそうですが、おそらく一般家庭にあるじょうごのサイズだと落とし口が小さすぎて、液体以外のものは詰まりやすいのではないかと思います。
もちろん買ってもいいのですが、私は家にあったカップ麺の厚紙で手づくりして使っています。できるだけ落とし口が瓶の口にフィットする大きさで作ると素材が落ちやすいです。
コピー用紙などで即席で作ってもいいのですが、私は毎回作るのが面倒なので厚紙でつくり、使った後は軽く払ってきれいなジップ袋に保管しています…
作るのが面倒な場合は穀類用のじょうごも販売されています。
じょうご、ロート…
そしてじょうごとじょうろも時々わからなくなる…
プラスチックのフタはカットして
プラスチックのフタは注ぎ口が小さくなっているので、広げるために不要部分をカッターでカットします。
カットするとワイン瓶と同じくらいの口の広さになるので、上記と同じお手製のじょうごを使って注ぐこともできます。
カットした際に瓶の中に落ちてしまった小さなプラスチック片も洗い出す際にしっかりキャッチして流さないようにしています。
マイクロプラスチックに気をつけたいですね
ラベリングして中身を把握しておく
ペットボトルにうつした後、ラベリングしていなかった塩素系漂白剤をうっかり水と勘違いして冷蔵庫にいれてしまい飲んでしまった、という話をテレビでみたことがあります。
たかがラベリング、されどラベリング…
中身が分かりにくいものは必ずマスキングテープなどでラベリングするか、瓶に直接好きな色のペンで書くようにします。
また、上のクエン酸水のように「大3(大さじ3)」など入れた分量も書いておくと次回作るときの参考にもなって便利です。
使いこなすと意外と使い道が広がる細いガラス瓶。ぜひ活用してみてください。